2012年1月10日火曜日
目標を達成する秘訣
明けましておめでとうございます。株式会社キュー・アンド・シーの阿部です。
昨年は大きな出来事があり、いろいろ考えさせられる年でした。
今年は、昨年考えたことを実行する一年にしたいと思います。
さて、新しい年を迎えたので、年始め恒例の「目標設定」について考えてみたいと思います。
あなたも一年の始まりには「目標」を立てていますか?
あなたの部署ではどうでしょうか?
これは個人でも組織でも同じだと思います。
まず、目標がないと人は前に進めません。ゴールが決まっていないのにマラソンは走れません。どこに行けばよいかわかりませんから。
でも、どこに行けば良いかが決まっているだけで、そこに行こうと思いますか?
例えば、「あなたの目標はアメリカに行くことですよ」と言われたら、あなたはどう思いますか?
なんと答えますか?
「アメリカに行ってどうするの?アメリカに行ったらどうなるの?」
アメリカに行って楽しいこと、自分の好きなこと、幸せなことがなければ、苦労してアメリカに行こうなんておもいませんよね?
「毎日日記をかく」「運動をする」。その先にあるものはなんですか?
衛生管理も同じです。 5Sを徹底したらどうなるの?HACCPを導入したらどうなるの?
クレームが少なくなる?確かにクレームが少なくなるのは良いことかもしれないけれど、クレームが少なくなっても、私にとって、何も良いことは無い。 会社の売上が上がる?会社の売上が上がっても、私の給料は変わらないし、誰にも褒められないし。売上が上がって得をするのは「営業」でしょ?製造現場の私たちは、製造量が増えて仕事が増えて忙しくなるだけでしょ?褒められもしない、認められもしない、でもクレームがあったら私たちの責任。そんなの、やってられないよね。
そもそも、なんのために私はこの製品を作っているの?この製品が売れるから?だから別に売れたって私には何の得にもならないの!売上が無くなれば、仕事がなくなる?だったら他の会社に行くよ。
イチローはなぜWBCであそこまで熱く戦っていたのでしょうか?
「背負っている物が、モチベーションを上げている」
日本の野球を世界一にするということが、彼をあそこまでかき立てていたのです。彼を動かしたのはお金ではありません。感情です。心です。
そうです。理念です。
どの会社にも、設立当時の熱い志があったはずです。それをもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
P.F.ドラッカーの言葉を借りれば、「われわれの事業は何か、何であるべきか」です。
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