4月18日に実施した弊社主催の研修会のアンケート結果をまとめました。
そこから、今食品業界が抱える問題点が見えてきました。
それは・・・・・・・・
「今後、研修のプログラムで取り上げて欲しいこと」の約25%が「従業員の教育」でした。これは当社が関わった他の研修でも同じような結果が出ています。その他の要望は参加者の業種・役職によって変化しますが、「教育」についてはいつも多くの方が希望されています。
ここから明らかになるのは、「食品安全のためにはHACCPは重要だけれども、それを実施する従業員の教育がさらに重要だ」ということと、「実施しているが効果的な教育ができていない」、ということでしょう。
食品業界は、パートの方が多く働く「人手」を要する業界です。ですから、従業員の意識が食品安全に強く影響を与えるのです。しかしながら、そこで働く方達の多くが「社員」ではありません。「パートさん」なのです。その「社員」以外の方の教育が食品業界の問題点といえるでしょう。
そして、パートさんを教育しなければならない社員さんは、「教育する教育」を受けていません。どうすれば効果的に人に伝えられるのか、決められたことを実行できるようにするためには何を教えれば良いのか。
「現場の教育」だけではなく、「管理者の教育」も忘れてはなりません。
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