2011年12月6日火曜日

加熱工程75℃1分は間違っている?!

製品を加熱する


 (株)キュー・アンド・シーの阿部です。



加熱温度は 75℃1分です。
すべて75℃1分です。
安全でしょ!


 こんなHACCPを構築していたら、危険です。HACCPの意味はないかもしれません。

75℃1分で実際管理しているのか、中心温度が75℃1分になるように設定しているのか 確認したいことはたくさんあるけれど・・・・・。 まず、殺菌しようとしているハザードは何なのかを確認しなければなりません。

ハザード毎に適切な加熱温度は違います。 ターゲットはなんと言う微生物なのかがわからないと加熱温度も決められません。 それなのに、加熱と言えば75℃1分。 これではHACCPが役に立たないものになります。


使う原料、最終製品の特徴、食べる人(用途) それによって考えなければならないハザードは変わります。

同じカレーでも、給食のカレーとレトルトカレーでは加熱温度が違います。


それはハザードが違うからです。 もちろん75℃1分が適切な場合もあります。



なぜ75℃1分なのか、 その理由、あなたはわかりますか?





P.S. ここで時間を取って考えると使える知識に変わります。
更に、文章にするとより考えがまとまります。使える知識にしたい方はぜひコメント下さい。
もちろん返信しますよ!


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